持っていないもの:冷蔵庫
先日の持ってないものシリーズ第一弾「敷布団」に引き続き、今日も持ってないもののご紹介から。
本日はキッチン系・お茶の間のレギュラー家電である「冷蔵庫」そして「電子レンジ」です。この2つは、ごく最近思い立って(というか、自分の生活スタイルには必要ないことに気付いてしまって)悩む間もなくあっという間に手放しました。
それでは早速、行ってみよー☆
また記事がだらだらと長くなってしまったため、冷蔵庫と電子レンジをまとめず、一品づずつに分割します!笑
この記事は冷蔵庫篇ということで。
冷蔵庫
マジかよ!
冷蔵庫持ってないんかい!!!
……てなツッコミが一部から聞こえてきそうな、生活家電の定番中の定番アイテムと思われる冷蔵庫ですが。
先月の大断捨離祭りにて一番最初に手放した大型家電です。
そうそう。
— サワムラヨウコ (@tra_84_61) 2020年2月12日
冷蔵庫スペースのビフォーアフター載せるのすっかり忘れた!
撤去した翌日にはほぼ完成してて快適に使っています。
100均で買った電池式証明をぶら下げてる理由は電気ケトルのアンペア数が9Aもあるから全ての電源切らなきゃブレーカー飛ぶためです。笑
(我が家の契約アンペアは10A!) pic.twitter.com/DnmF3f4hfa
それでは、我が家における冷蔵庫の立ち位置と、処分に至った経緯などを解説していきたいと思います~
そもそも昔は、冷蔵庫(特に冷凍庫)は大きい方が◎という主義だった
実は!!そうなんですよねー。
実家を出てから、何度か冷蔵庫を買い替えている私ですが、
18歳|1DK|1人暮らし|①
19歳~|2LDK|2人暮らし|②
21歳~|2DK/3DK|2~3人暮らし|➌
25歳~|2K|2~3人暮らし|➌
31歳~|1R|1人暮らし|④
※人数や間取りの変動は、この間で引っ越ししてる。
①スペックも色も覚えてない……たぶん2ドアの一人暮らしサイズ。
②2.5ドアの細長いグレーのもの。①より大きめ。リサイクルショップで¥8000位
➌3ドア。②よりも2回りほど大きいホワイトのすっきりデザイン。中古品。
④2ドア新品ホワイト。過去最小サイズなのに新居のスペースを圧迫。
ってな感じで、確かこの4つの冷蔵庫とお付き合いさせていただいてきたように思います。
この中で最も気に入っていて且つ周囲の人にも冷蔵庫自慢をしていたレベルで愛着があったのは➌のもの。2人暮らしには充分すぎる大きさで、3人暮らしのときちょうどいいくらいの容量がありました。
△これです! 画質粗すぎですが(笑) PHSのカメラなので。
転勤で引っ越しが決まって新居にこの冷蔵庫がサイズ的に入らないと知ったとき、本当に本当にお気に入りだったので、泣く泣く手放したわけです。
お陰様で当時のわたしは、新居では小さい冷蔵庫しか置けないことへの不満が結構募る結果になりました。
小さい冷蔵庫しか置けないことに不満たっぷりだった独身寮ワンルーム
転勤で2K→1Rと間取りが半分近くに狭くなることで最もストレスに感じたのは、キッチンスペース、中でも冷蔵庫置き場の狭さ。
家電量販店で独り暮らしサイズの2ドアを物色しても、寮の冷蔵庫置き場が「コの字」に囲われてしまっている所為で、そのエリアに収まるサイズのものが中々見つからないという事態に。
最悪、キッチンスペースに置くことを断念して寝室というか部屋の方に置くか・・・?
でも枕元で夜中に「ゴウン」とか「ジ、ジジジ、ジー」とか冷蔵庫の音が響く中、生活するの嫌だなー。なんて思ったり。
入居前に同じ寮に既に住んでた後輩にメールして詳細のサイズを聞きながら、なんとかスペースに収まるサイズで、且つ冷凍庫がまぁまぁ大きいデザインのものを見つけ出し購入することが出来ました。
ただこれ、左右&奥の壁までの隙間が1cmずつしか取れないギリギリサイズの上、表側はドアの開閉で5mmしか間隙が無いという、ホント――――にピッタリすぎる商品。
冷蔵効率などの条件を尋ねると1cmあれば問題ないとのことで購入に踏み切りましたが、届くまでは本当にちゃんとスペースに収まるのか結構不安でした。
△そして届いた冷蔵庫はコレ!
こんな感じで置いて使ってましたが、本当に、ドアとの隙間が無さ過ぎることが見て取れると思います。
この状態で3年半ほど生活しました。
使い勝手は正直悪かったですが(間取り的な位置が悪い!部屋のドアとクローゼット風作り付け棚のドアと冷蔵庫のドアが3つぶつかるエリアになるのよ、ココ。)冷蔵庫単体のスペックで見るとそれなりに気に入っていました。
シンプルなデザインとかね!
みんな勘違いしてるけど冷蔵庫(特に冷凍庫)は魔法の4次元空間…ではない
なんか、勘違いしちゃってるよね。(否わたしだけか?)
昭和から冷凍されてる30年物の剝製のようなお肉を冷凍保管しちゃってる人、いませんか??
わたしは長年に渡ってこれをやらかしてました。
冷凍庫に入れた食材は、半永久的に保存されるという勘違い!
食事って、本来何のためにするのでしょうか。
栄養摂取のためのはず。
〇年とか冷凍されてた肉を食ったところでそれって本当に栄養あるのか…疑問ですよね。
でも食べてましたね。笑
冷凍庫の所為です。(違う)
冷蔵庫も然り。
買った食材は新鮮なうちに食べきるべきなのに、冷蔵庫に入れたら賞味期限(もしくは消費期限)が延長されるような錯覚に陥ってしまう魔法の箱、それが冷蔵庫ですよ。
で、油断してるから腐らせてしまうわけです。冷蔵庫の中で。
一応、対策として割高でも少量パックを買うとか、買った日付をマステに記入して現物に貼り付けておくとかやってましたが、一向に改善されない冷蔵庫内腐敗食品事件。(火サスのタイトル風に)
自炊するつもりで食材買ったのに翌日に飲み会に呼ばれて消費できず。
なんてことが数日連続したら「あぁ、あの食材食べてない・・・そろそろ傷んでないかな・・・」という邪魔な思念に脳内が支配されだします。
これが最も嫌なこと。
意を決して冷蔵庫をチラ見したら
「ああ!やっぱりあの食材傷んでる!!」
という現場を目撃したとき。
皆さんはどういう行動を取られますか?
そう。
見なかったことにしますよね。(いやお前だけだろ)
そういう悪循環が募りに募って、冷蔵庫は気付けば「食材保管庫」ではなく「生ごみ放置場」になり果ててしまうのです。
ちなみにこれの解決策として、かの有名なこんまり先生のご著書「人生がときめく片付けの魔法」で紹介されていた「生ごみは冷凍庫に入れておく」という工夫を採用していたのですが。
この方法は本当に素晴らしい工夫だとは思うのですが、結果として我が家の冷蔵庫は、冷蔵スペースにも冷凍スペースにもゴミばかりが入っているという状況を常に維持することになっていました。笑
おまえ馬鹿だろ・・・
という声が聞こえてきそうなエピソードですが、わたしはこの失態を幾度となく重ねに重ね、10年以上を過ごしていました。
そのため、冷蔵庫=プチストレスという構図が常に付き纏っていました。
小型冷蔵庫じゃ限界!食生活がガラリと変わった食事療法開始
2018年、秋以降。
がんに罹患してその治療法の一環としてわたしは食事療法を開始していたのですが。
(これに関して詳細は、また別の記事にいずれ書きます。この記事では言及せず)
その食事療法はちょっと乱暴にざっくり書くと、生野菜&果物をたくさん食べましょう!という内容。
今まで果物は割高なので心理的に買いにくく、野菜は独り暮らしだと使い切れず腐らせてしまうという恐怖から滅多に買わない、という生活習慣が出来上がっていて(だから健康損ねたという話でもあるわな)冷蔵庫内のスペースに不満を持ったことは無かったのですが。
野菜や果物を数種類購入してしまったら、冷蔵庫内がすぐにぱんぱんになる・・・!
圧迫感半端ない。
そして「人参りんごキャベツジュース」を毎日スロージューサーで絞って飲む、という生活を数か月間実施していたのですが、毎日大量にそれら食材を消費するため買い込むと、まぁ当然、冷蔵庫内に入らないわけですよ。
特にキャベツ1玉とか、もともと入るサイズじゃないわけです。冷蔵庫小さいんだから。
これにはストレスがたまりました・・・!
まぁ、今考えたら常温保存でもいい食品が結構あったんですが、当時は根菜以外は冷蔵庫に入れなきゃならないという固定観念があったため、唯でさえ狭い家で冷蔵庫置き場に困ってたくせに2台目購入すら検討し始めるという、完全にとち狂った思考回路に支配されかけていました。(もちろん買いませんでした)
ローフード生活に突入 → 冷蔵庫の中身が空っぽに。冷凍庫は化石(ゴミ)入れに。
2台目検討事変から半年ほどが経過し、食事療法の内容もどんどん進化&ブラッシュアップされていき、今度は「野菜&果物の大量消費」から少食推進をぶっ飛ばして「断食」療法に突入しました。極端!笑
しかし、結論から言うとこの「断食」や「少食」の食事療法に落ち着いたため、次第に冷蔵庫の中身は減っていき、圧迫感は無くなるどころか気付けばほぼ空っぽの状態になっていきました。
開けた時に箱の中ががらんどうだと寂しいので、カラの100均トレイを入れたりしていたのですが(謎)、そのトレイの中身が埋まる日は来ないまま更に半年ほどが経過。
更に、断食は文字通りほぼ何も食べないのですが、食べるパターンの日に摂取するものも、発酵食品やローフードのみとなっていき、火を通した調理物が発生しないため次第に冷凍庫も全く使わないように。
発酵食品としては味噌や、漬物では梅干しや野菜の黒酢漬け(手作り)などが常食するメニューなんですが、これらって本来保存食なんで常温保存で問題ないんですよね。
けど冷蔵庫の中に入れるものがなくなっていたので仕方なくこの2品を冷蔵庫の中に保管していました。
無意味。
電気代が常時かかってスペース圧迫してる冷蔵庫を空っぽのまま維持管理している意味が分からない。とある日突然気が付き、気付いたその日に引き取り業者を調べて電話→数日後には1円買い取りしていただきました・・・!
超スッキリ★(お部屋も気分も!)
こうして陽空サンは、電気代と腐敗食品への憂鬱を生み出す魔物とようやくオサラバ出来たのでした。
冷蔵庫を手放してから約1ヶ月。結果。
快適生活!!!
この一言に尽きます。
何が快適って、主に精神面!
もう、「あの買いすぎた食材、冷蔵庫内で腐ってへんかなぁ~見るん嫌やなぁ~」という思いはこの先抱かなくて済むことが約束された訳ですから・・・!
冷蔵庫無し生活を始めた時期が真冬スタートだった、というのもちょうどよかったです。冷蔵庫無しに慣れるのに最適な時期だったといえると思います。
ここで、私が冷蔵庫を手放すに至った理由を列挙してみると、
半年間、冷蔵庫の中には空のトレーと味噌と生ゴミしか入ってなかった
買い溜めした食品を腐らさないように急いで食べる(胃に捨てる)のは、少食主義を実行する上で本末転倒では?
放置されて忘れられた食品を見たくないから更に放置が続く悪循環の断ち切り
こんなモヤモヤから解放されるために…ってか、そもそも冷蔵庫ってわたしの生活に必要?
主にこの4つですかね。
多くの方に当てはまったり、またはお勧めする要素はあんまり無いかもしれないので「みんなで冷蔵庫手放そうよ☆」などと布教する気は一切ありません。
が、わたしと同じような悩みを抱えてらっしゃる方は、一度冷蔵庫を手放すことを検討されてみてもいいかもしれませんよ。
▽ちなみに、冷蔵庫があったスペースは現在このようになっております。
このキッチンワゴンは元々、お部屋側に置いていた無印良品のワゴン。
冷蔵庫が無くなりスペースが空いたので移動させてみたら、これまたピッタリサイズだった! いや、入ってくれて良かったよ。
ワゴンの上に作業スペースを広げるため、ホームセンターで白い板をピッタリサイズにカットして買って来て乗せました。
なかなか使いやすいです!
ミニ(すぎる)キッチンなので、シンクの隣に少しでもスペースが増えるとありがたいのだ。
今回のまとめ
思った以上に長い記事になってしまって執筆に疲れました。笑
しかもまだ若干書き足りないという。
いや、でももうこれで今回は切り上げる。
わたしもしんどいけど、読者の方がもっとしんどいわ!!!