一日一食について
ミニマリストさんたちのブログなどを見てると、一日一食にされている人って多いですよね。
健康法(ダイエットの意味だけでなく、少食の方が身体は老けない)や時間の節約術(調理・食事の時間が減るだけでなく、胃腸の消化時間が減ることにより睡眠時間も短くできる)、仕事の能率アップ(消化に体力が奪われないことでエネルギーを他に回せる、眠たくならない)などなど、様々なメリットがあり、生活スタイルや暮らしについて興味関心が高いミニマリストの方々がここに行きつかれるのも自然の摂理だなぁ・・・!なんて思うわけです。
かくいうわたしは、ミニマリスト的側面とは全く関係なく20年ほど前からずっと、基本的に一日一食で、そしてここ近年は病気の治療目的の断食なども取り入れつつの食生活を過ごしているわけですが、今日はそんなわたしの食事についてのお話に少しだけ触れたいと思います!
人間は道楽のために食事をしている
近頃、常々思うのは、飽食社会に生きる現代人の場合、食事というものは生きるためにしているのではなく、趣味や暇つぶし、または美食の追及など、道楽目的でしている食事が物凄く多いってこと。
だって、お腹が減っていなくても時間が来たら義務感のように食べてたり、はたまたお腹は減っていなくても付き合いで食べたりしますもんね。
何度も断食道場などで断食体験をしたのではっきりと言えますが、人間、3日どころか2週間水だけでも何の問題も無く生きられますし、実はお腹だって空きません。
でも、普通の生活をしていて2週間水だけで過ごす人はいないでしょうし、そんなことを周りに言ったらほぼ100%の確率で「ちゃんと食べなきゃ!!身体に悪いよ!」などと言われてしまうわけです。
もちろん、3~4日の断食ではなく長期に渡る断食なんかはしっかりしたやり方と知識が無いと健康を害する危険も伴うわけですが、数日程度であれば実際何の問題もないわけで。
むしろ、デトックス作用や胃腸を休める目的でも、健康にプラス要素が多いことが認められているのに、世の中の認識では「ちゃんと食べないと」という呪いの呪文に支配されているわけです。
その呪縛から解き放たれるのは精神的に難しく、また、特に日本は美食が趣味娯楽として成立している国ですので(グルメ番組や雑誌の多さは海外の比じゃないらしいです)、そんな中で暮らしている我々にとって目の前の誘惑から逃れるのもとっても難しいわけです。
昔は面倒くさくて一日一食だった
過去20年ほど一日一食だったわたしですが、これは別に健康法などを意識していたわけでなく、単に節約と、何より食事が面倒くさくて一食でした。
(そしてこの頃は、食にも健康にも無頓着だったので、その食事内容もジャンクフードみたいなものも非常に多く、とても健康意識の一日一食とは程遠い、不健康な内容…)
その一食の時間帯は、お昼ご飯。
理由は、学校や会社の休憩時間にみんなで一律に食べているタイミングだからです。
わたしは朝が物凄く早起き(3:30~遅くても5:00には起床)だったので、たまに朝ごはんを食べることはありましたが、夜は基本的に抜いてました。
そもそも「抜く」という意識でやっていたわけではなく、別にお腹も減ってないし、何より準備するのが面倒だったからということと、昔は鬼残業で帰宅が日付を回ることが多くて食べる時間が取れなかった・・・というのも大きかったです。
健康意識に変わってから、急につらくなった!
2年前にがんが判明し、様々な勉強を独学でして治療的な健康生活に突入してから、断食療法を取り入れたり、一日一食を実践してきたんですが、ストイックにそれを守れていたのは約一年ほど。
一年を過ぎたあたりから、またジャンクフードへの欲求が高まったり、一日一食では我慢できなくなったりし始めます。
昔は我慢とかではなく一食で平気だったのに、栄養学や食への知識を深めたことにより結果的に食への興味関心が以前より格段に高まってしまい、それ故に食欲が増進してしまう・・・という、思ってもいない方向へ趣味嗜好が傾く皮肉な結果に・・・!
ある意味で残念だし、でもある意味では人生楽しみが増えた・・・といった複雑な状況が、現在の状況。
今わたしは、この食への欲求に抗う術を全力で模索中!!!という、けっこう苦しい窮地に立たされています。
今回のまとめ
去年から一転、食事療法がなかなか進まない自分を俯瞰して見据え、今後軌道修正していくために、今回は本来のわたしのあるべき姿である基本姿勢「一日一食」をテーマにしてみました。
この話題はカテゴリーを変えて、また深く追求・語りたいと思います!